1月テイスティング会「アフリカ、インドネシアなどの紅茶をテイスティングしてみよう」を振り返って

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インド、スリランカなどの紅茶をテーマとして取り上げることが多かったのですが
別な国の紅茶も飲んでみたいと今回のテーマに踏み切りました。たとえ収穫量が少なくても
今まで飲んだことのない美味しい紅茶にめぐり合えたらいいなと思いました。
まず地図を見ながら紅茶生産の立地に適した場所を確認…「ティーベルト」。そして今回セレクトした
「ルワンダ」「インドネシア」「マレーシア」の三か国の紅茶生産に関する歴史を確認しました。
ルワンダの紅茶生産量はアフリカ大陸の中で5番目となりますが、オーソドックス製法で作られる数限られた農園があるとのこと。
メントール臭を放つどこか存在感のある、飲みごたえのある紅茶です。
ジャワはペットボトルでもなじみがあるのですが・・・どんな料理にも菓子にも合うようなセイロン紅茶のような存在。スモーキーだったりスパイシーだったり様々な顔を持つジャワでした。
マレーシアは渋みが少なく、時間が経ってもクリームダウンなどしない紅茶と言われています。キャメロニアンゴールドブレンドはマレーシアのお土産としても有名なので、参加者の中にも飲んだことある方もいらっしゃいました。

上記3種の紅茶はまず紅茶のみのテイスティングをして頂いた後、フードマッチングも行ないました。今回取り上げフードは「焼きおにぎり」「黒棒」(黒糖のソフトなお菓子)です。食事系のものと菓子系のものを両者用意することでキャラクター的に鮮明になったらいいなと考えました。
ごくごくと飲めてご飯のおともになるジャワティー、甘味と黒糖棒の甘さをしっくりまとめてくれるルワンダ、米の甘さを引き立てつつ口の中をさっぱりと洗うようなマレーシアの紅茶を堪能できました。

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3つの紅茶の特徴をおさえられたあとは、その特徴を生かしたアレンジティーを提案して実際に飲んでみました。

ルワンダのソルワッテ茶園はウバに似た刺激的な渋みを感じ、シンプルにミルクティーを提案。本当に飲みやすく爽やかな渋みが心地よいミルクティーでした。
お茶請けとしてお出ししたシナモンラスクがぴったり来ました!!
次にマレーシアの「キャメロニアンブレンド」を参加者の方にいれていただき、「オレンジペッパーティー」を作りました。マーマレードジャムにプラックペッパーをかけ、お茶を注ぎました。スパイシーさを感じつつ、柑橘系との相性を楽しむことができました。

3つめのアレンジティーはデザートとして楽しめる「ティーアフォガード」。2倍の濃さでしっかりと抽出したジャワティーを使って、アクセントに手で砕いたチョコレート、カルダモンパウダーをふりかけた大人のアフォガードです。ジャワのどっしりとした果物っぽい美味しさを引き立てていました。
今までに向かい合うことのなかった紅茶にお茶の味、フードマッチング、アレンジティーなどを味わう中で、深く知っていくことができました。
参加者の方にも様々な驚きをもっていただけたなら幸いです。

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